股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)

股関節の形態的(解剖学的)な異常を伴う遺伝性疾患です。

骨癒合不全(こつゆごうふぜん)

骨折の治癒機転が正常に起こらず、骨の癒合(離れていた組織が付着すること)が不完全な状態で停止してしまうことを、骨癒合不全といいます。

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

ひざの伸び縮みをスムーズにする膝蓋骨(ヒトで言う“ひざの皿”)が外れてしまう病気です。

消化管内異物

異物を飲み込んで消化管内につまってしまうことがあります。異物がつまってしまう部位としては概ね食道、胃および腸管に分けられます。

水頭症(すいとうしょう)

水頭症は頭蓋骨の中の脳室系と呼ばれる空間に過剰な脳脊髄液が貯留し、脳室が拡張した状態をいいます。

仙腸関節脱臼(せんちょうかんせつだっきゅう)

仙腸関節とは、仙骨と骨盤をつなぐ関節で、この仙腸関節に強い外力が加わることによって脱臼が起こります。

前十字靭帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ)

小動物整形外科領域において、前十字靭帯断裂は膝関節疾患の中でも代表的な病態の一つであり、大型犬から小型犬まで犬種を問わず比較的よく見られます。

腸重積(ちょうじゅうせき)

腸重積とは、腸管の一部が隣接する腸管の中に入り込んでしまう病気です。

椎間板ヘルニア
脊椎の間にある椎間板が変性し、その上にある脊髄を圧迫する病気で脊髄疾患の一つに分類されています。

橈尺骨成長板障害(とうしゃっこつせいちょうばんしょうがい)

前足を構成する骨には上腕骨や橈骨、尺骨などがあり、これらは成長期に太く・長く伸長します。

動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう) PDA

犬で最も一般的な先天性心疾患(生まれながらの心臓病)の一つです(猫では稀)。

乳腺腫瘍

雌犬の腫瘍の中では最も一般的な腫瘍、雌猫では3 番目に多い腫瘍です。

脳腫瘍

脳腫瘍とは頭蓋腔内にできる腫瘍であり、一般に5歳齢以上に多いです。

不妊・去勢手術

不妊(雌)では卵巣(および子宮)を摘出する手術、去勢手術(雄)では精巣を摘出する手術と なります。

門脈体循環シャント(PSS)

門脈(腸管から肝臓への血管)の途中から異常な血管が形成される病気です。

レッグ・ペルテス

大腿骨頭頚部に壊死が生じ、股関節の痛みのためにその足では負重できなくなるという整形外科疾患です。

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