骨癒合不全(こつゆごうふぜん)
症例1-1
症例1-2
症例2

 

◆ 症例1-1 ◆

1 歳3 ヶ月、雌、ポメラニアン

2 ヶ月前に抱っこしていた時、飛び降りて両方の前足を骨折してしまいました。2ヶ月間、他の動物病院でギプス固定にて治療していましたが良くならず、左前足は着地することができない状態で来院されました。右前足はかろうじて着地できる状態でした。



左のレントゲン写真は両足を正面から撮ったものです。
両方とも骨折しており、骨はくっついていませんでした。
(赤丸で囲ってある部分が骨折している ところです)



上のレントゲン写真は右前足および左前足を横からとったものです。
赤丸で囲ってある部分が骨折しているところです。右足は仮骨が形成され少しくっつきかけているようでしたが、骨がくっついたときの角度がまずい方向になっており、このままでは歩行にあたって体重を支えることができないため、正常な歩行が困難であることが判明しました。

 

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