骨癒合不全(こつゆごうふぜん)
症例1-1
症例1-2
症例2

 

◆ 症例1-2 ◆



最初に、左足の手術をしました。
上のレントゲン写真は手術後のものです。
外科的に皮膚を切開し、筋肉や神経を傷つけないよ うに骨へアプローチした後、左にあるような医療用 の金属プレートとスクリューを用いて骨折部分の補 強を行いました。(レントゲン写真の赤丸で囲んだ 部分に金属プレートが使われています)
解剖学的に正しい位置での骨折の整復をし、さらに 自家海綿骨移植およびFGF-2(塩基性線維芽細胞 成長因子)を用いました。FGF-2 は遺伝子組み換 え技術により生成されたリコンビナント製剤で、骨 折の治癒を促進させる効果があることが分かってい ます。



上のレントゲン写真は同様に、金属プレートとスクリューを用いて手術を実施した後のものです。
今回も骨折の修復を促進するために、自家海綿骨移植およびFGF-2 を用いました。
骨折したところの周辺にもやもやした白い影(ちょっとわかりにくいかもしれませんが)があるのが、自家海綿骨を移植した跡です。

 

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